「設計者」としての責任を持ち、
試験機事業をより大きなものにしたい。
-入社後から現在まで-
入社後は試験機事業の工場に配属となり、1~2年目は当社で取り扱っている試験機を知るために製造に携わり、試験機の組立・調整・納品・取説の一連の流れを担当しました。電気・制御系のエンジニアとして3年目から設計に携わり、組立前の工程である部品の選定や設計業務に取り組んでいます。
多岐にわたる業務と責任感で、成長できる
試験機の設計は主に2~3人のチームで取り組みます。営業を介してお客様の要望をまとめ、 試験機全体のシステム構築を行う「基本設計」、基本設計でつくられた仕様を基に図面を作成し、購入部品の選定を行う「メカ設計」と「電気設計」があります。電気設計では試験機を動かす制御装置の設計のみならず、お客様が求めるソフトウェアの構想設計や、制御装置内部のラダープログラムを作成したり、担当する範囲は多岐にわたります。試験機1台の価格は高額で、設計者としての責任は大きいですが、そこに身を置くことで常に適度な緊張感を持って業務に取り組むことができています。また、設計業務で得られた知識やノウハウを自分のものにしやすく、技術者として成長しやすい環境であると私は感じています。
相談しやすい職場環境。問題解決力も向上する
休日は毎週映画に行っていましたが、今は家でレンタルした映画を見たり、ちょっと凝った料理に手を出したりしています。土日は基本的に休めますし、有給休暇に関してもよっぽど仕事が切羽詰まっていない限り問題なく取得することが出来るので、きっちりとオンオフを切り替えられ業務に対する意欲の維持にもつながると思います。
他分野の知識も蓄え、事業拡大に貢献したい
昨今の試験機は省エネの観点から、油圧制御から電気制御へと移り変わってきています。しかしながら現状では試験機が出せる力も試験機を動かす速度も電気制御は油圧制御で出せるレベルには至っていません。しかし、将来を見たときにシェアが伸びていく可能性があるのは電気制御の試験機であると言えます。設計に携わる者としては、いざ製品として受注が来た際にどのようにすればコストを抑えつつ、要求される動作をアウトプットできるかを考えていく必要があります。そこで自分の持てる知識の引き出しを増やすためにも、専門である電気に限らずメカ設計や基本設計の知識も蓄えることで、より物事に対して多角的なアプローチを提案できるようにし、鷺宮の試験機事業をより大きなものにしていく一助となりたいと考えています。
-就職活動中の学生へメッセージ-
就職活動で鷺宮製作所を知ったということは、恐らくその他の企業についてもたくさん調べていることと思います。就職は人生における大きなイベントの一つです。様々な会社と比較し、そこで働いている自分をイメージして、一番理想としている働き方に近い企業を選んでください。その結果として鷺宮製作所を選んでいただけたらとても嬉しいです。同じ職場で共に働けることを楽しみに待っています。
一日の流れ
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8:00
出勤
メール確認、1日の業務の確認
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8:15
始業
CADを用いた設計や基盤の調整作業等
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12:00
昼食
狭山事業所内の社食を利用
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12:45
業務再開
パソコンのセットアップや製造課からの質問の対応等
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15:00
工番のキックオフ
試験機の仕様や必要なもの、出図納期を確認
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17:00
退勤