社員インタビュー

理工学部 精密機械工学科卒

自動制御機器 開発

自動制御機器 開発

蓄積されたノウハウと新しい技術の融合で、
核となる製品を設計したい



-入社後から現在まで-

入社後は研究開発を行うR&Dセンターに配属され、エアコンに搭載される圧力センサの設計開発業務を行っています。5年目からはIoT関連をはじめ様々な研究、開発設計に携わり、業務を遂行しています。



こだわりを設計に反映できる。それこそが大きなやりがい



R&Dセンターでは研究と設計開発を行います。研究では次世代の新製品におけるコア技術を見つけるために、世の中でまだ確立されていない技術を研究しており、大学の研究室に近いイメージです。設計開発では要求されたスペックに沿って構想、試作設計、仕様評価を行い、最終的には量産へ向けて工場へと移管します。主に設計業務は3~5人のチームで行い、機械設計、回路設計、ソフトウェア設計の担当に分かれ設計や評価試験を行っています。入社直後は専門的な知識がありませんでしたが、ものづくりや試験、研究開発を行うことで、製品や技術的な知識を増やすことができ、設計業務を任されるようになりました。自分のこだわりを設計へと反映させることが出来るため、非常にやりがいのある仕事です。



プライベートと両立しながら、スキルアップも叶う職場環境

製品を設計していて最後まで順調に進むということはほとんどなく、幾度となくつまずくことがありますが、チーム内で知識やアイディアを出し合い、試行錯誤することで解決していきます。今まで不合格だった試験に合格する瞬間は、大きな達成感が得られます。また、そのような時は今まで気づかなかった問題が潜んでいることが多く、それを解決することが発明=特許のきっかけになることもあります。
研究開発では誰も答えを知らなかったり、経験したことがない業務もありますが、そういう場合でも、職場の人に相談するとアドバイスをもらえたり、一緒に考えて解決しています。幅広い年齢層の人が所属しており、分野ごとに詳しい人がいるため、新しいことを学ぶ際も基礎から教えてもらうことができ、スキルアップしやすい環境です。仕事以外でも、趣味が合う人たちでスノボーや山登りをしたりと交流があり、過ごしやすい職場だと思います。
また、子供が生まれた際には業務を調整していただいたり、会社の制度にある育児休暇も取得しました。コロナ禍以降はリモートワーク制度が始まり、時代に合わせた柔軟な働き方ができる会社であるため、プライベートともうまく両立しながら、集中して仕事に取り組めています。




新たな技術を取り入れた、次世代を担う新製品を



今後の目標は、AI、中でも機械学習に対する知識を深め、研究開発業務へと展開させることです。自分は元々データを集めたり分析することが好きで、そこからAIや機械学習に強い関心を持ち始めました。サギノミヤでは、既存の製品について改良を重ねていく中で、多くのノウハウが蓄積されています。しかし、次世代を担う新製品を設計するためには、今までと同様の技術だけでは大きな変化を起こすことは難しく、異なった方面から技術を流入させる必要があると考えています。そこで私は、新しい技術として機械学習に重きを置いてスキルアップしていき、最終的にはサギノミヤの柱となる製品を設計したいです。



-就職活動中の学生へメッセージ-

就職活動中は、どういう会社を探せばいいのか悩むと思います。自分の中で一番大事にしたいポイントを絞り、説明会や懇談会で率直に質問し、自分のイメージとズレがないか確認するのが重要だと思います。私は、社風と国内シェアが高い製品を扱っていることに魅力や強みを感じ、入社を決めました。

一日の流れ

  • 8:00

    出勤

  • 8:15

    始業

    メールチェック、今日の予定を確認

  • 9:00

    チーム内打ち合わせ

    各自の進捗や予定を確認

  • 9:30

    設計業務

    プログラミング、回路図設計、シミュレーション解析

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    電子部品メーカー打合せ

    電子部品の選定方法や使い方を相談

  • 14:00

    評価試験

    試作品の動作検証や性能を評価

  • 16:00

    試験報告書作成

  • 17:00

    退勤